メッシュ規格表一覧・樹脂織網や金網の国内外規格サイトです

ナイロンメッシュ、ポリエステルメッシュ、PP、PEや金網など規格化されているメッシュ織網の一覧サイトです。スクリーンメッシュ、メッシュクロスなどとも言い、モノフィラメント(単繊維)で織られた網の取り扱い規格をサイト形式でまとめています。 (※規格によりマルチフィラメントを使用しているメッシュもございます)

メッシュ織物用語(単位・目開き・開口率・組織・etc)/換算計算式

織物メッシュ、規格表に出てくる計算式(換算)と用語のページです。

用語や計算の前に、下はmm(ミリメートル)とμm(ミクロン・マイクロメートル)、inch(インチ)の単位参考値です。

1mm=1000μm
0.1mm=100μm
1inch(インチ)=25.4mm=2.54cm
 

メッシュの計算式/換算




メッシュ規格の多くはμm単位を使用していますが、

計算をされる場合は規格に使われている単位が㎜か㎝かをよく確認してください。

目開きと線径(糸径)が規格やメーカーにより㎜単位、μm単位、㎝単位と表記が違うケースがございます。

 

メッシュ メッシュ数=メッシュカウント=mesh ・網の単位


篩の単位、網の単位。

1インチ(2.54cm)に何本の糸があるかの密度を表します。

メッシュと言う言葉自体は網の目や網目織を表します。

規格表中メッシュ(mesh)と記載されているものはメッシュ数とご理解ください。

例:100メッシュ(mesh/inch)の場合は2.54cm(25.4mm)の間に100本の糸、100個の目を表します。

たまにcm間でメッシュ数を表記しているメーカーもございます。

mesh/cm この場合は1cmの間にある数になります。

表にはcm間かinch間かの表記がありますのでご注意ください。

※単位表記が無い場合、一般的にはinch間での数です。

 

線径=糸径

糸の太さです。

当サイトの規格表は単繊維(モノフィラメント)の織物が多く掲載されています。

μmやmmで表記します。

※規格によりマルチフィラメント(多数の糸を収束した糸。例:ミシン糸や縫い糸)を使用している規格もございます。その場合は表記がございます。
 

目開き=オープニング

目開き、オープニングは糸(の内側端同士)と糸との間の寸法を指します。

メッシュ数によりますが、μmや㎜単位で表すことが多い。

パンチングや押し出しではピッチを使われることもあり、これは糸の中心から糸の中心までの距離を表します。

ピッチは織物の場合あまり使いませんので、お探しのメッシュをお問合せの際は目開き(オープニング)をご指定ください。

ろ過で通す対象やまた通さない取り除きたい対象の大きさなどを検討する時に目開きを目安に使用します。

金網は比較的㎜単位表記が多く、樹脂網メッシュはμm単位の表記が多い傾向にあります。
 

開口率=オープンニングエリア

メッシュの空間がどのくらい空いているかを表します。

%表示で表記します。

糸とメッシュ数、目開き等を使用した計算で開口率がわかります。

気体、空気を扱ったり、流量が気になる場合は重要な指標となります。
 

組織


メッシュや網の織り方を表します。

主に平織、綾織(二本飛ばし)や複雑なもので朱子織。

金網では畳織、綾畳織などがあります。
 

モノフィラメント

糸の種類で単繊維のものです。

釣り糸や網戸の糸をイメージして頂くと分かりやすいかと存じます。

 

マルチフィラメント


糸の種類で撚糸(よりいと)を表します。

縫製、ミシンの糸をイメージして頂くと分かりやすいかと存じます。

 

※メッシュという言葉自体は・・・


「メッシュ」とインターネットで検索すると下記が表示されます。
 

網の目。網目織り。
「―の靴」
2.
金網・ふるい・フィルターなどの目の密度を表す単位。一インチあたりの目の数で示し、数字が大きいほど細かい。
▷ ⑴⑵は mesh
3.
髪の毛を部分的に染めること。その部分。


引用:Oxford Languagesの定義



言葉自体は上記通りで使われることが多いようですが、

弊社やお探しの製品は織網や網目の製品、単位を指しています。

均一性のある穴や目の開いたシートやフィルム、布状のもの、またはその単位。

※織ったもの、抜いたもの(パンチング)、カットしたもの、押し出し成形のものも含めます。

織物の場合はメッシュという呼び方以外にスクリーンメッシュ、メッシュクロス、メッシュシート、ネット、網と呼称するケースも多くあります。



※順次、用語を追加していきます。